RAV4の歴史 -2
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しかしトヨタはRAV4の開発には力を入れているので、1AZ-FSE型の直列4気筒直噴ガソリンエンジンを搭載するなど、先進的なメカニズムを与えていました。
2005年11月になるとRAV4は3世代目にシフトし、4WDシステムは電子制御されていきます。それまでのセンターデフ+ビスカスカップリングから次世代四駆へと変貌を遂げています。
ボディも大型化して3ナンバー専用サイズになり、3ドアは廃止されて5ドアのみ発売されています。
またRAV4はネッツ店での販売に統一され、派生車種のヴァンガードがトヨペット店とカローラ店で販売されています。
発売当初は3ドアのみで若者向けのシティコミューターだったRAV4も、いつしか70系時代のプラドクラスの大きさへと変貌。
コンパクトサイズのSUVはRushへと引継ぎ、トヨタはRAV4には新たなカテゴリーを任せているようです。
国内ではSUVがいまひとつ売れていない現状ですが、かつて初代RAV4が切り開いたコンパクトSUVの領域が、また見直されるといいですね。