ハイラックスサーフ初代(N60系) -2



見た目は乗用車的なハイラックスサーフでしたが、乗り心地は決してよいものではありませんでした。

トヨタとしては北米での需要を考えつつ、国内ではある程度のリスクを背負っての販売だったはず。それゆえ当初は4ナンバーのライトバン登録のみだったのです。

デビューから2年経った1986年には、昭和53年排ガス規制をクリアした、EFIと組み合わせた3Y-E型の2000ccガソリンエンジンを積む、ワゴンが追加で販売されます。

ワゴンにはATが設定されるなど、ハイラックスサーフ60系が商用車需要のみでなく、乗用車的な利用をしたいユーザーにも受け入れ始められたということなのでしょう。

四輪駆動のトラックベースのRV車として、ハイラックスサーフが国内市場を切り開けたことは、トヨタ以外のメーカーにも明るい話題。

その後日産のテラノがハイラックスサーフのライバルとなりますが、若い世代を中心として四駆ブームのきっかけとなるのです。

4WDはオフロードだけではなく、スキーなどのレジャーを楽しむ人に広がりますが。その引き金になったのは、N60系のハイラックスサーフと言えるのかもしれませんね。


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