ランドクルーザー80系 -2
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実際にランドクルーザー80系が世に出てきた当時は、さすがにオフロードを走る人は少なかったようです。はやりSUVは全天候型4WDであり、荒野よりも都会のアスファルトが似合うといったところ。
もっともディーゼルエンジンは1HD-Tが搭載されており、オフロードでも十分な機能を発揮してくれていました。
その後ディーゼルは1HD-FT、1HZへと変わり、ガソリンは3F-Eから1FZ-FEへと変わっていきます。SUVとして上質な走りをするならガソリン、アウトドア派にはディーゼルと分かれていたようです。
またグレードによりSTDとGXはバックドアが70系と同じ観音開きで、VXとVXリミテッドは上下開きになっていました。
こういったグレードによる細かい差別化が、80系ランクルの特徴でもあったのです。SUVとして使うのか、キャンピングなどのアウトドアに使うのか、当時のトヨタはどちらかに統一する事はありませんでした。
80系ランクルは後の100系、200系へと続くSUVの元祖モデル。オフローダーとしての色も残しており、過渡期のクルマともいえそうです。
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