ランドクルーザープラドの歴史



トヨタランドクルーザープラドは、ランドクルーザーの派生車種として登場したことから歴史が始まります。一般的には「ランクルプラド」や「プラド」の愛称で呼ばれています。

初代のランドクルーザープラドは、70系ランクルにハイラックスサーフと共通のパワートレインを搭載した自動車でした。本来四輪駆動のワークフォースであるランクルをベースに乗用車化したモデルとして、歴史の1ページが始まったのです。

プラドが発売された当初は仕向け地によって、「ランドクルーザーワゴン」、「ランドクルーザー†」、「バンデラ」の呼び名で販売されました。

もっとも70系ランクルと殆ど変わらない外観のため、乗用車的な売り込みが難しくトヨタの期待をよそに、あまり販売は伸びませんでした。

プラドは2代目以降、ハイラックスサーフと兄弟化されています。フレームやサスペンションにいたるまで共有化が進み、ボディや内装で差をつける形になっています。

このモデルからは都会的なスタイリングを持つSUVのイメージを強めて、ランドクルーザーシリーズのなかでは欧州向け車種としての性格が強まります。ある意味でここからが、プラドの歴史の始まりとも言えそうです。


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