セリカ4代目(ST160/AT160系) -2
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もっともトヨタはセリカに走りの心を注がなくなったわけではなく、1986年にはベベルギア式のフルタイム4WDを開発。2000CCのツインカムターボを搭載した、GT-FOUR(ST165型)をデビューさせています。
このST165型セリカGT-FOURを、トヨタは1988年にWRCに登場させます。ラリーマシンとして、セリカはモータースポーツにデビューするのです。
1990年にはカルロス・サインツをドライバーに向かえ、日本車初のドライバーズタイトルを獲得しています。
このときWRCに参戦するにあたってX-TRAC製6速ミッションが用意されるなど、トヨタは万全の体制での勝利だったのです。
また当時はスキーブームになりセリカGT-FOURに乗り、カップルでスキーに行く若者も多く存在しました。映画「私をスキーに連れて行って」で、白いGT-FOURが採用された効果のようです。
それを見ても分かるように、ST160/AT160系のセリカはデートカーとしての人気が高く、先代モデルまでのような男らしいスパルタンな車とは路線を変えているようです。
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