セリカ4代目(ST160/AT160系)
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セリカの4代目はST160/AT160系で、1985年から1989年にかけて販売されています。トヨタはこのセリカから駆動方式をFFに改めています。
セリカのようなスポーツカーは、本来FRのレイアウトが取られており、AE86時代まではカローラレビン・スプリンタートレノもFRでした。
それにたいしてセリカはいち早くコロナ・カリーナのフロアパンをベースに、FFレイアウトとなってしまったのです。
かつてDOHCでなければGTは語れないといっていたセリカが、いつしかFRを捨てることになったのは何とも皮肉な結果と言えます。
デザインは流面形と呼ばれる曲線を強調したラインで、トヨタはセリカST160/AT160系をスポーツカーと言うよりもファッショナブルなGTクーペとして開発したようです。
実際にこの当時はデートカーと呼ばれる車がヒットし、トヨタのセリカ、ホンダのプレリュード、日産のシルビア、この3車のいずれかがヒットする流れになっていました。
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