セリカ2代目(TA40/RA40系-TA50/RA50系)



セリカの2代目モデルは、TA40/RA40系−TA50/RA50系で、1977年から1981年にかけて生産されています。1977年8月にフルモデルチェンジされて登場し、初代と同じようにカリーナと共通のフロアパンを採用しています。

ボディタイプは2ドアクーペと、リフトバック(LB)と呼ばれる3ドアボディの組み合わせとなっています。ただし初代がいずれもセンターピラーレスのハードトップだったのに対して、センターピラーをもっています。

トヨタがセリカに与えたキャッチコピーは「友よ、答えは風の中にあった」です。1978年3月にセリカは日本車初となるサンルーフを、リフトバックに追加モデルとして発売します。

翌79年の4月には上級版のセリカXX(ダブルエックス)MA40系が登場。北米市場ではZの対抗車種となり、スープラの名前で販売されます。

1979年にはマイナーチェンジを行ない、フロントグリルが変更されてヘッドライトが角型4灯になるフェイスリフトを受けます。

この当時セリカのライバルと謳われた日産・スカイラインは、自動車排出ガス規制の影響でDOHCをあきらめ、SOHCエンジンを搭載する事になります。

この事実を受けてトヨタは、スカイラインがGTを名乗っていた事に比較広告を打ちます。

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