スプリンタートレノの歴史



スプリンタートレノの歴史は、スプリンタークーペのSLとSRに対して、よりスポーティなホットモデルとして作られたところから幕を開けます。

スプリンターという大衆車をベースにした、ライトウエイトスポーツカーとして人気を博していたのです。

スプリンタートレノ初代モデルE27型には、セリカ1600GTに採用されていた2T-G型エンジンが搭載されます。

この時代のトレノTE27型は、今でもニーナナのトレノとしてトヨタ歴代モデルの中でも人気をほこります。ノスタルジックカーとして、レビン共々TE27の人気は高いようです。

またスプリンタートレノは、スプリンターとカローラが兄弟車関係にあるように、カローラレビンの兄弟車として発展を続けました。

トレノの中でも際立つのは、AE86型で選んだフロントマスクのデザイン。リトラクタブル型のヘッドライトを持つデザインとなった事は、当時とても斬新なものでした。

大衆車として冒険をしないカローラに対して、スプリンターが歴史的に選んだ道は、より個性的なデザインの自動車。レビンとトレノの関係を見ても、この流れが納得できます。

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