マークII8代目(X100系) -2



エンジンは2JZ-GE、1JZ-GTE、1JZ-GE、1G-FE、2L-TEとなり、直列6気筒エンジンとしては完成形として作られた2JZがメインとなっています。

すでに世の中がセダン系から離れていた時代でもあり、マークIIといえども徐々にミニバン人気に押されだした頃でした。それゆえに販売面では、それまでよりも苦戦を強いられています。

またマークII3兄弟として一世を風靡した、クレスタとチェイサーはこの世代が最終モデルとなり、マークIIにとっても存続が危ぶまれたほどでした。

しかも90年代後半からのバブルの遺産ともいえる不況の影響から、X100系のマークIIはX90系のフロアパネルを流用するなど、コストダウンを図ったモデルでもあります。

一世を風靡したマークIIの4ドアハードトップでしたが、このX100系が最終モデルとなりセダンへと統合されていきます。

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