チェイサー(X30系-X70系) -2
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もっともX60系チェイサーはレビン/トレノなどに見られるような、トヨタが得意とする兄弟車戦略から生まれた車。それゆえに一度乗ってしまうと、マーク†と変わらないといった声が上がります。
それでもよりスポーティーなショックアブソーバー等、走りを楽しみたい層にはアバンテをはじめとして売り上げは好調だったようです。
チェイサーは1984年になるとX70系に進化して、それまでのスポーツ路線を撤退してしまいます。
トヨタの販売店系列向けにマーク†3兄弟が割り振られ、チェイサーアバンテもラグジュアリー傾向が強くなります。
それでもエクステリアは全長をやや縮めるなど、チェイサーは若干のスポーツ心を残していました。
また4バルブ直列6気筒ツインカムエンジンをターボ過給した、1G-GTEUエンジンを搭載したGTツインターボも登場します。
チェイサーにはGTツインターボSというグレードがあり、5速マニュアルのみを設定しています。この辺りを見ると、チェイサーにはトヨタが若干なれどスポーツ性を残したといえます。
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