クラウン4代目(S60系・S70系)



クラウンの4代目モデルはS60系とS70系と呼ばれ、1971年に誕生します。トヨタはこの世代のクラウンから、トヨペットの冠をトヨタに変更してトヨタ・クラウンと名付けています。

クラウンS60系・S70系は、初代のダルマセリカをほうふつさせるような滑らかなデザインで、クジラのクラウンやナマズのクラウンといった愛称で呼ばれています。

「エレガンツ・クラウン−世界を見つめる」のキャッチコピーで発売され、ボディデザインは4ドアセダン、2ドアハードトップ、ワゴン/バンの3種類でした。

トヨタは3世代目のS50系では、法人オーナーが中心だったクラウンを個人オーナーにも広めました。その戦略の成功から、S60系・S70系では個人オーナーの更なる獲得を狙ったのです。

しかしながら当時としては斬新なデザインに対して、クラウンを購入するような保守派にはこのデザインは決してウケがよくありませんでした。

ライバルである日産自動車のセドリック/グロリア(現フーガ)に対しても、この世代だけは販売実績が下回ったほど不人気車種となってしまったのです。

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