クラウン初代型(RS型−S30系)
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クラウンの初代はRS型からS30系と呼ばれ、製造年は1955年からはじまり1962年まで続きました。。
最初のクラウンはトヨタの高級車として1955年1月に登場しています。他のメーカーが海外メーカーとの提携により乗用車作りの手法を学んでいた当時、トヨタは純国産で高級乗用車であるクラウンを作り上げたのです。
初代のクラウンは、観音開きのサイドドアが外観上の最大の特徴。販売後まもなく真空管式カーラジオや、ヒーターなどを装備します。
当時の高級車の概念を具体化したトヨペット・クラウン・デラックスを登場させ、クラウンは初代RS型からトヨタの代表的な高級車として作り上げられています。
初代クラウンのエンジンは、1953年に先行登場したトヨペット・スーパーから流用された48psのR型1500ccが搭載されています。フロントサスペンションは、国産車初となる前輪独立懸架方式を採用。
クラウンは当初から純自家用として設計されていました。またトラック用のシャシーを用いたトヨペット・マスターも同時発売れ、クラウンの兄弟車としてのポジションを築いています。
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