クラウンマジェスタ初代(S140系) -2



また初代モデルS140系から、クラウンマジェスタにはヘッドアプディスプレイを標準装備しています。この装備は国産車唯一となり、マジェスタの特徴的な装備です。

クラウンとのデザイン的な違いとしては、トランクリッドとテールライトの配置です。

マジェスタはアリストと兄弟車的な意味合いもあり、またセルシオとの関係など微妙なポジションの車であったともいえます。

ボディはフルモノコックボディとなり、クラウンが伝統的に守ってきたフルフレームとは違います。これはクラウンの36年間の歴史上、初の試みとなっています。

またボディはセンターピラーがある、ピラードハードトップを採用。クラウンマジェスタは高級車として、ボディ剛性にも力を入れながらスタイリッシュなデザインを誇りました。

初代クラウンマジェスタS140系は、さらに上のクラウンが欲しい層にだけではなく、VIPカーとして若者にも人気のモデル。

ベンツやBMWとは一味違った高級車として、それでいながら既存の枠を超えたような自動車です。

クラウンマジェスタをトヨタが世に送り出したことは、現在のレクサスに代表される国産高級車マーケットの基盤を作った事とも言えるでしょう。

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