エスティマルシーダとエスティマエミーナ -2
子エスティマにはディーゼルエンジン搭載車もあり、ロングツーリング派を中心に経済性の良さも人気となり、親エスティマに比べると、経済性が高いことが売れ行きのよさに繋がったのです。
ルーシーダ・エミーナの子エスティマに対して、エスティマを親エスティマと一般に言うようになり、エスティマは販売のメインを、5ナンバーサイズの子エスティマに譲る形となっていきます。
子エスティマは親エスティマのイメージを損なわない高級感が売りのため、価格的にはあまりやすくなりませんでした。
廉価版グレードのリアサスペンションは、4リンク・ラテラルロッドと、コイルスプリングを組み合わせたリジッドにする等のコストダウンも図られていましたが、それでも割高感は否めませんでした。
それでもトヨタの販売戦略は成功して、子エスティマは価格の割には販売台数を伸ばすことに成功しています。当時はいかにナンバーの持つ影響が大きかったのかが伺える事例です。
その後は子エスティマは、タウンエース/ライトエース・ノアに、トヨタの小型ミニバン販売の主役を譲ります。
それでも親エスティマ同様のミッドシップ特有の運転感覚が好まれ、今でも手放せない子エスティマオーナーは多く存在しています。
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