初代プリウス -2
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また電気モーターで走れることにより、早朝や深夜に住宅街ではエンジン音による近所迷惑を防止すると言った効果もあったのです。
しかし燃費の良さは高速道路での巡航ではあまり期待できない、ハイブリッド用のモーターに使われるバッテリーが高温になるなど、幾つかの問題点もあったようです。
インテリアは外観と共に、当時としては先進のセンターメーターを採用。5.8インチマルチインフォメーションディスプレイが採用され、カーナビやエアコンなどの表示と制御が行なえるようになっています。
ガソリンと電気モーターの動力がどのように振り分けられているかなども表示され、ハイブリッドカープリウスらしいディスプレーを搭載したのです。
2000年になるとマイナーチェンジと共に10・15モードは、29.0km/Lに進化します。そして北米でもいよいよ販売が開始され、トヨタのハイブリッドカーはアメリカに上陸することになります。
その後はエスティマやアルファーにも搭載されたハイブリッド技術、初代プリウスの成功があればこそトヨタはその技術をより進化させることができたはず。
トヨタが初代プリウスを世界に先駆けたハイブリッドカーとして発売したことは、単なる量産メーカーとしてではなく、技術の高い自動車メーカーである事をアピールすることに役立ったのです。
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