レクサスIS F -2
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20世紀のスポーツカーやハイパワーなセダンは、MTで走りを楽しむものでした。21世紀になってからはATが進化し、現在はこちらが主流。
実際に同じエンジンでもMTよりもダイレクトタイプのATのほうが、サーキットタイムでも上の数字をたたき出すのが最近の常識。
レクサスIS Fも同じで、速さという点ではMTを設定する必要は無かったようです。また気になる燃費は10.15モードで8.2km/lです。雑誌の取材で「飛ばす運転」をしても、6.8km/lといった結果も出ています。
5000ccのV8エンジンを搭載するスポーツモデルとしては、この数字は秀逸です。おそらくゆったりと流すような走りをすれば、それほど燃費も気にならないはず。
2年分のバックオーダーが入ったとも言われ、納期納車は相当な時間が掛かるはず。レクサスIS Fに乗ることも見ることも難しそうです。価格も766万円で、オプションや諸経費を考えると1000万円近くになるでしょう。
国産車のなかにもこういった高価な価値を持つ車ができてきたことは、トヨタにとってレクサスブランドがあればこそ。ちなみにIS FのFは富士スピードウェイの頭文字とも言われています。
レクサスIS Fのような、より趣味的な車が増えてくると日本車も面白いものになっていくはずです。トヨタのブランドではできない事を、レクサスブランドならかなえてくれるのかもしれませんね。
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